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DISOBEDIENT BODIES by JW ANDERSON

 20世紀を代表する彫刻家、Barbara Hepworthを記念するイギリスのThe Hepworth Wakefieldという美術館で開催されている[Disobedient Bodies]展。キュレーションはJ.W.Anderson、LoeweのJonathan Anderson。Barbara Hepworthはもちろん、Henry MooreやIsamu Noguchi、Alberto Giacomettiなど初期モダン彫刻の巨匠たちの作品と、Monsieur DiorやYves Saint LaurentからYohji YamamotoIssey MiyakeHelmut Lang、Anderson自身の洋服などをDisobedient bodies (直訳すると、不従順な身体)として並列して、抽象化された身体のライン、ヴォリュームなどの表現を注視させる仕掛け。

 とても見に行きたいけど、そう上手くタイミングが巡ってくるとも思えないから、図録だけでも、と美術館のサイトから海外通販した。

http://www.hepworthwakefield.org/shop/

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美術館直販だと梱包もまた良い感じ。

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Jean Arp(1962)、Rebecca Warren(2005)の彫刻とDiorのドレス(1952)との見開き!

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Martin Margiela(1997) とBarbara Hepworth(1960-62)の彫刻

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Alberto Giacometti(1958-59) とJamie Hawkesworth ,Benjamin Brunoによるヴィジュアルの対比。刺さる・・。

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 図録の最後に載せられたAnderson氏のインタビューコメントに「自分の中でファッションはキャリアやビジネスであり、アートはもっと私的な情熱だったりクリエイティヴリーに動かしてくれるものだったけど、このキュレーションを機にその視点を考え直す事が出来た。」と話していたのが、とてもとても印象に残った。

 アートディレクションはOK-RMというロンドンのデザインチーム。「彼らのお陰でこの本自体が第2の展示空間になった」とAnderson氏が語っていたけど、構成や紙のチョイスからも、展示の立体感を想像出来得る、秀逸な図録だと思う。