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人の家ー住宅名建築ー

 先だって、想い立って予てから見たいと思っていた、メキシコはメキシコシティにあるルイス バラガン ハウスを見に行って来た。バラガンは20世紀を代表する建築家の一人で、ル コルビジェを始めとするモダニズムの手法と、メキシコの土地柄、伝統に根差したスタイルを確立した、オスカー ニーマイヤーと並んでラテンアメリカで最も重要な建築家と言えるだろう。

 せっかく太平洋を渡るのなら、NYのギャラリーBLUM&POEで開催されていたAlma Allenの展示も見たい!と思い、やや強引に経由。わざわざNYに行くのなら、グランドセントラル駅から1時間程のコネティカット州ニューケイナンのフィリップ ジョンソンのグラスハウス、なかなか見学予約の取れないSOHOのDONALD JUDDアパートメントも見たい!とこの際とばかりにTo Doリストに追加。NY3泊、メキシコシティ4泊の濃密一人旅を敢行/!。

 

メキシコシティではバラガンハウスと、広大な敷地、ダイナミックな空間の取り方が特徴的なプリエトロペス邸を見学。今回は有名なバラガンハウスの写真を投稿します。ご存知の方は、もう知ってるよって感じの写真かも知れませんが、はるばる赴いて、500ペソ(約¥3000位。見学ツアーの参加費よりも高い)も追加で支払って撮影権利を手に入れたので、是非見て頂きたいところです。

 

アイコニックな階段室と呼ばれるシンボル的空間。1階左手に玄関、右に行くと朝食室や建築のためのスタジオ。2階左手は書斎など、右に行くと寝室や屋上へ向かう階段など。非常に入り組んでいて、写真撮影に夢中になってツアーに遅れを取ると迷子になりそうになる。

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バウハウスのマイスター、ヨゼフアルバースの作品が飾られたリビングルーム。ここに掛けられた絵はバラガンが複製を自分で作ったもので、後年アルバースにも認可されたそうだが、世界遺産に指定されている名建築の有名な絵画作品が、設計者でオーナーでプリツカー受賞者によるコピーというのは、なんだか面白い。

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1階ダイニングルームの窓辺。野趣溢れる庭もバラガンが拘って自然の複雑さを再現している。メキシコで、ちょっとしたところで出されるグラス類はほぼ色付きのガラス製だった。

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周辺の環境から建築を一旦断絶させるため、外壁は高い。奥深い庭から続く植栽と鮮やかなピンクの外壁は、正直溜息もの。

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 つづく